八街薫の日記
技術士(電気電子、情報工学、総合技術監理)を持つ計測制御系エンジニアです。継続研鑽の一環として資格取得等にチャレンジする様を描きます。
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ITストラテジスト2010受験申込み
今日、早速ITストラテジストの受験申込みをした。
今回は、今春のシステム監査技術者合格で午前Ⅰは
免除である。

シラバスを今日改めて読み直した。これからの進め方
をじっくり考えることにしよう。

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ITストラテジスト2010受験宣言
秋の情報処理技術者試験の申し込みが明日12日から
始まる。

昨年に引き続き、今年もITストラテジストを受けるつもりだ。
今回も組込みシステムをターゲットとする予定だ。

昨年は、技術士試験の技術的体験論文の作成を優先させた
ため、論文ネタの準備が不十分で、午後Ⅱの組込みシステム
の問題を選択できなかった。結局、午後Ⅱはストーリー作成に
失敗しB評価で不合格だった。

今年は、論文対策に早い時期から注力しようと考えている。
組込みシステムに関連したシラバスの内容をよく検討して、
必要な要素を盛り込んだネタを準備したいと考えている。
また、昨年は午前Ⅱを甘く見過ぎて危ういことになったので、
今回は午前Ⅱ対策も怠りなく進めたい。


技術士第二次試験会場発表
技術士会のホームページに技術士第二次試験会場が
発表されていた。昨年と同様、二次試験の実施案内の
中にこっそりとリンクが張られただけなので、気づき
にくい。

神奈川の会場は、8月7日が情報科学専門学校 
横浜西口校で、8月8日が慶應義塾大学 日吉キャンパス
である。会場の確保がむずかしいのか、ここ3年くらいは
毎年のように試験会場が変わっている。
今回の会場はどちらも駅のすぐ近くなので便利である。
交通手段の心配をせずに試験に集中できるだろう。

日吉キャンパスは情報処理技術者試験で2回ほど行った
ことがある。日吉駅の出口のすぐ目の前に正門がある。
銀杏並木が印象的だった。

受験票の発送は7月12日とのことだ。去年より約1週間
遅いようだ。



システム監査技術者受験まとめ
システム監査技術者試験の合格証が届いた。

まだ合格が信じられないが、一応まとめをしておこうと思う。

1.受験の動機
 システム監査の経験は全くない。第三者の立場でシステムを
 評価するための視点を獲得することで、他の品質管理業務にも
 生かせるのではないかと思ったのがきっかけである。技術士
 試験の必須問題対策にもなるのではないかという思いもあった。
 
2.試験準備
(準備期間)
 ①1年目
  実質的なスタートは年明けから。1ヶ月の長期出張による
  中断などがあり、実質の準備期間は正味2ヶ月。
 ②2年目
  リベンジに燃え、年明けから着手するも、2月に業務都合
  で失速。3月の技術士口頭試験不合格の余波もあり、結局
  実質の準備期間は正味2ヶ月。
 ③3年目
  年明けの技術士口頭試験終了後に腑抜け症候群になり、重い
  腰を上げたのが1月末。その後も準備は進まず、気づけば
  試験1週間前。実質の準備期間は約半月。

(参考書)
 使用した参考書は数冊あるが、実質的に役だったのは以下の2冊。
 ①「情報処理教科書システム監査技術者2009年版」翔泳社
  2年目から試験対策の中心に据えた。プロジェクトマネージャ版の
  考え方を取り入れているとのことで、ポイントを効率的につかむこと
  ができる。本に対する評価は◎。
 ②「合格論文事例集システム監査技術者(第2版)」アイテック
  論文ネタ作りの参考にした。本に対する評価としては○。

(準備方針)
 1年目の反省をもとに、2年目以降は午後Ⅰの問題を反復して
 システム監査の発想法を学ぶように努めるとともに、午後Ⅱ対策と
 して、システム管理基準の記憶に力を入れる方針で臨んだ。

(実際行った準備)
午前Ⅰ、Ⅱ:16年度以降の過去問を解いて合格点には達したため、
    間違ったところだけを解きなおした。

午後Ⅰ:1年目は過去問を解くだけで反復を怠ったため、本番では
    スコア590点(合格ライン:600点)で不合格。2年目は7割に
    満たなかった問題の2回目の解き直しまで実施。しかし、本番
    で問題選択を誤り、57点(合格ライン:60点)で不合格。
    3年目は、不合格の原因分析と対策案(3問着手・2問選択)
    立案のみ。

午後Ⅱ:1年目はアウトソーシングの1点張りで準備論文を準備。
    2年目はそれに加えて、個別監査テーマ(ISMS、ITガバナンス、
    アウトソーシング)の要点の整理を実施。3年目はその復習と
    システム管理基準の暗記のみ実施。

3.試験結果
午前Ⅰ:88.40点(26/30)
午前Ⅱ:84.00点(21/25)
午後Ⅰ:78点
    問1、問4を選択
午後Ⅱ:評価ランクA(問3を選択)
    分量:約2,300文字
    予め準備していたアウトソーシング監査ネタとシステム
    アナリスト業務プロセス改善ネタを融合して再構成
    (記述内容はほぼ忘れており、再現率は60%くらいか)
   (論文の骨子)
    設問ア(725字)
    1.IT保守・運用コスト削減の取組の概要
    (1)A社の概要
      ・業種:建設会社(従業員数:4,000名、売上高:4,000億円)
      ・主力事業:橋梁等大型構造物の建設
      ・事業環境:公共事業縮小・小口民間工事増加による
            利益率低下
    (2)A社の経営戦略
      ・グループ一体経営によるコアコンピタンスへの経営資源
       集中      
    (3)IT保守・運用コスト削減の取組の概要
      ・情報戦略:グループ全体で共通の基幹システム再構築に
            よるTCO削減(経営戦略実現のために)
      ・削減対象・方法:①IT保守コスト
                オープン系システム採用による
               ②運用コスト
                アウトソーシングによる 
    設問イ(約750字)
    2.削減計画の内容の妥当性監査の監査項目
    (1)私の立場
      ・A社の内部監査部に所属
      ・システムの企画段階で妥当性監査をリーダとして担当
    (2)監査項目とその理由
      ①情報セキュリティ
      ・グループ企業にまたがるシステムとなることによる
       セキュリティの低下が懸念されるから
      ・運用のアウトソーシングによるセキュリティの低下
       が懸念されるから
      ②実現可能性
      ・TCO削減目標値を達成できることが保証されている
       必要があるから
      ③利用者の満足度
      ・運用がアウトソーシングされるため、自社のシステム
       部門の運用に比べてサービスレベルが低下する懸念が
       あるため
    設問ウ(約800字)
    3.監査で発見された問題点とその改善案
    (1)情報セキュリティ
      ①不正アクセスの可能性
      ・問題点:現場からインターネット経由でのリモート
           アクセスを許しているが、ユーザ認証の
           セキュリティ強度が不十分
       改善案:ワンタイムパスワードによる認証方式の採用
      ②データの目的外使用
      ・問題点:データアクセス権の設定基準がなく、データの
           目的外使用のおそれ有り
       改善案:データアクセス権の設定基準の設定
    (2)実現可能性
      ①目標TCO未達成の可能性
      ・問題点:システム障害発生状況により目標TCOを
           達成できない可能性がある
       改善案:システムの自社構築は基幹系のみに絞り、
           クラウドコンピューティングサービス導入を
           検討する
    (3)利用者の満足度
      ①サービスレベル低下の可能性
      ・問題点:運用の外部委託業者の選定基準にSLAの締結
           条項がなく、サービスレベルを維持できない
           可能性がある
       改善案:運用の外部委託業者の選定基準にSLA締結を
           含める

3.合格できた理由
 今年は準備らしい準備はほとんどしていなかったので、
 合格できるとは全く思っていなかった。過去2回の受験
 準備・経験が結果に結びついたのだろう。新制度になって
 から相当甘くなった評価基準にも大いに助けられた。
 去年の午後Ⅰ敗退の原因分析から、3問に手を付けた上で
 選択問題を絞る作戦を考案し、それを実行したことが最大の
 勝因だと考えている。

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