八街薫の日記
技術士(電気電子、情報工学、総合技術監理)を持つ計測制御系エンジニアです。継続研鑽の一環として資格取得等にチャレンジする様を描きます。
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技術士(情報工学部門)受験まとめ その2
19年度試験での反省点は、必須問題の選択を誤ったことである。
情報セキュリティをマークしていたため、個人情報保護に関する
Ⅱ-2を問題の比較検討もそこそこに選択してしまったのだ。
後で改めて2問題を比較してみると、Ⅱ-1の方が取り組み
安かったのではないかと思われた。解答用紙3枚を記述するには
1時間半あれば十分だったので、問題選択と論文構成の検討に
1時間は割くことができたはずだった。20年度の試験では、問題
選択に15分程度をかけることにしようと考えた。

19年度試験で必須問題の形式が判明したので、出題のネタになり
そうなテーマがないかどうか検討してみることにした。技術士
分科会の試験部会の公開資料「平成20年度技術士第二次試験
試験委員の推薦時期及び推薦数について(案)」に次のような
記述があった。
「試験問題の質の一層の向上を図り、適切な作問を行うため、
作問委員の推薦期間を1月下旬までとし、作問委員による試験
委員総会を3月中旬に開催する。これにより、問題作成期間と
して約2ヶ月間を確保する。」
この記述から、おそらく2月中旬以降に作問委員が選出され、
選出された作問委員は、その時期から4月までくらいの時期
に作問用資料を収集するのであろうと推測した。実際、19年度の
出題もこの時期までに公表された、比較的新しい資料をもとに
した出題になっている。

そこで、経済産業省やその関連団体などの情報処理関連の最新の
報告書をネットで検索し、取り上げられそうなテーマをピック
アップした。その結果、「内部統制と情報セキュリティ」、
「グリーンIT」が要注意と考えた。この2テーマについては、
ネットや雑誌で情報を収集し整理しておいた。

専門問題については、前年と同じような準備を行えば良いと考え
前年の学習事項の復習のみを行った。

8月3日の筆記試験当日を迎えた。
必須問題のテーマは「オープンソースソフトウェア」と「グリーン
IT」だった。昨年の反省を思い出し、問題の比較検討に10分程度
時間をかけ、「グリーンIT」の問題を選択した。事前に情報を
整理しておいたので、あまり苦労せずに解答することができた。
しかし、午後の専門問題では青くなった。「数値計算誤差を考慮
したコンピュータアーキテクチャの設計」の問題は、自分にとって
は衝撃的だった。何か記述できることはないかと必死に考えたが、
何もアイディアが出せず時間だけが過ぎて行った。仕方がないので
トイレに立ち、気分転換をはかることにした。技術士試験でトイレ
に立つのは、電気電子部門の初回受験以来であった。用を足して
席に戻るとあるアイディア浮かび、とりあえず答案用紙を埋める
ことには成功した。

しかし、自分の答案には全く自信がなく筆記試験で合格する可能性は
ほぼゼロと考えていた。過去の経験に照らし合わせても、この程度の
出来で合格できたことはなかったのだ。合格の可能性が消えた
ことで、発表までの期間は安心して情報処理技術者試験に全力投球
していた。

10月27日の筆記発表日を迎えた。不合格をサッサと確認して出社前
に気持ちの整理をつけるつもりだった。しかし、技術士会のホーム
ページの発表掲示にトラブルがあり、朝から散々待たされた。
結果は、11時過ぎにようやく確認できた。なんと、結果は合格だった。

予想外の合格だったので、技術的体験論文を急いで準備する必要が
あった。前年度まとめた論文を見直したものを合格発表の直前に一応
用意しておいたので、ゼロスタートではなかったが、大幅な書き直し
が必要だった。プレゼン資料であることを念頭に、図の強化をはかる
などの改善を行い、技術士会の窓口に直接提出した。

口頭試験の日時・場所は、12月20日(土)14:30~15:15 at フォーラム
エイトに決まった。コンピュータ工学の過去の口頭試験合格率を
調べたところ、平成16年度から18年度までは80%以上の合格率だった
のに、平成19年度は47%に下がったことがわかった。自分の予想外の
合格を考え合わせると、筆記試験の合格基準を従来よりも若干下げ、
口頭試験の比重を相対的に上げているのではないかと推測した。
筆記試験から経験論文がなくなったことを考えれば、ありえそうな
ことだと思った。口頭試験が厳しいものになることが予想された。

経歴や技術的体験論文のプレゼンの準備をしながら、漠然とした不安
を感じていた。それは、試験官が自分の経歴を見たときに
コンピュータ工学にふさわしい経歴を持っていると感じてくれる
だろうかという不安と、技術的体験論文の内容がコンピュータ工学の
業績としてふさわしいと評価してもらえるだろうかという不安で
あった。

その不安は口頭試験で現実のものとなった。

(つづく)

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