八街薫の日記
技術士(電気電子、情報工学、総合技術監理)を持つ計測制御系エンジニアです。継続研鑽の一環として資格取得等にチャレンジする様を描きます。
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技術士(情報工学部門)受験まとめ その3
口頭試験の当日を迎えた。2年ぶりのフォーラムエイトで
ある。19年度からは呼び出し嬢が廃止され、受験者は自分
の試験室の前の椅子に試験開始予定時刻の5分前から待機
することになっていた。

少し余裕を見て7分くらい前から待機していると、間もなく
1人前の受験者が試験室から出てきた。それからの5分間が
非常に長く感じられた。緊張を和らげるために深呼吸しな
がら座っていると、試験室のドアが開き、主査の方が顔を
出した。「八街薫さんですか?」。そうだと答えると入室
を促された。

試験官は3名であった。両側の2名の副査の方は大学教授
風であった。向かって左側の副査の方が口火を切った。
「それでは経歴を1~2分で、技術的体験論文の内容を5分
で説明して下さい。」
2業務ともにかと尋ねると、そうだと言う。5分は短いなと
思いながら説明した。結局、合計して10分近くしゃべって
しまった。

その後、技術的体験論文の内容についての質疑がはじまった。
2人の副査の方から結構辛辣な質問が飛んだ。
「提案1の内容だけど、高度な内容なのかな?当たり前の
ような気がするけど。」
「目標が△△に対して○○を達成と書いているけど、これは
対策が過剰だったということではないの?」
「この対策は他にも使えるのかなあ?」
はじめから防戦一方の展開になってしまった。過去2回の
口頭試験とは勝手が違い、すっかり気持ちが動揺してしまった。

技術的体験論文の質問が終わったときには既に25分程度時間
が経過していたように思う。その後に、さらに経歴の確認が
待っていた。
「あなたは、コンピュータ工学で受験したわけですが、コン
ピュータの一般的な使い方をした経験は?」
お前の技術的体験論文ではふさわしさがよくわからない、と
言われているような気持ちになった。「一般的」の意味が何
なのかよくわからなかったが、聞き返す気力が失せてしまって
いた。業務経歴書に書いた業務の内容を説明し、何とか納得して
もらおうとした。
「○○の業務についてはどうですか?これなどは、コンピュ
ータ工学らしい気がするが。」
主査の方が助け船を出してくださったが、他の業務がコンピュ
ータ工学らしくないと言われているような気がして、かえって
気持ちが落ち込んだ。結局、経歴の確認は35分くらいまで続き、
最後の5分で主査の方が、技術者倫理、技術士制度の質問を
駆け足で行い、40分間で試験は終了した。5分は判定のために
残したのであろうと思った。
試験室を後にして「落ちたかもしれないな。」とまず思った。

発表日までは忘れるつもりだったが、試験官とのやりとりが
何度も思い出された。経歴がコンピュータ工学にふさわしくない
と判定された可能性が大きいと自分なりに分析した。

3月6日の発表日を迎えた。8:40頃にンターネット官報で結果を
確認した。やはり、予想どおり不合格だった。筆記試験合格者
16名のうち9名が最終合格していた。

翌日、成績通知が届いた。
①経歴及び応用能力  ○
②体系的専門知識   ×
③技術に対する見識  ×
④技術者倫理     ○
⑤技術士制度の認識  ○
 その他
経歴と応用能力に問題有りと判定されて、①に×が付くのでは
ないかを思っていたのに、○がついていた。経歴が×と判定
されるとほぼ致命的と考えていたので、最悪の事態は避けられた
と思った。

これで気持ちは決まった。来年度もまたチャレンジしよう。

(つづく)

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