八街薫の日記
技術士(電気電子、情報工学、総合技術監理)を持つ計測制御系エンジニアです。継続研鑽の一環として資格取得等にチャレンジする様を描きます。
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技術士(情報工学部門)受験まとめ その4
口頭試験不合格の原因として思い当たることはいくつかあった。

まず、技術的体験論文の出来が良くなかった。
論旨の展開がいまひとつだったのだ。試験官からもその点を
指摘された。また、問題点と解決策を一つに絞らなかったのも
失敗だった。記述内容が散漫になり、浅くなってしまった。
さらに、略記のみの業務には思い入れがある古いもの(約17年
前)を選んだのだが、「なぜ、そんなに古いテーマを選んだ
のか?」と試験官から突っ込まれた。

業務経歴内容の記述も工夫が足りなかった。
以前から、電子申請の記述スペース60字の範囲内で特許、受賞、
論文、学会発表等の件数を付記する等の工夫は行っていた。
しかし、コンピュータ工学らしさのアピールが十分ではなかった。

技術的体験論文は、筆記試験の出来にかかわらず発表までに
書き直しを行うことにしようと考えた。業務経歴書については、
いろいろ考えた末、次のような工夫を行った。
1.これまでは、業務経歴書に記述する業務内容は、その時期の
  主要な業務を記述していた。しかし、コンピュータ工学には
  必ずしもふさわしくないものが相当数含まれていた。
  そこで、主要ではなくてもコンピュータ工学にふさわしい
  業務は漏れなく挙げることにし、ふさわしさが小さい業務
  はまとめて1件で記述するようにした。
2.コンピュータ工学の要素技術を利用した業務であることを
  強調するような記述を心がけた。
  例:○○技術を応用した××の研究・開発

申し込みを4月初旬に済ませた後は、春の情報処理技術者試験が
終わるまでは何も手がつかなかった。その後連休に入ったので、
実質的には連休明けに準備をスタートさせた。

必須問題のネタになりそうなテーマがないかどうか、4月までに
発表された、公的機関の報告書等を調べてみた。前年はホットな
テーマがわかりやすかったが、この年は本命と言えるものがなく
絞り込みに苦労した。迷ったあげく「情報セキュリティ」と
「仮想化技術」が要注意と考えた。
専門問題については、例年と同様の範囲を画像処理の比重を少し
上げて準備しようと考えた。

しかし、5月末から約1ヶ月間は私的な理由でほとんど準備時間
を捻出することができなかった。6月末くらいから準備を再開し
た。予定した準備範囲を、残り1ヶ月で浅くカバーするのが
精一杯だった。

8月2日の筆記試験日を迎えた。例年、晴天の非常に暑い日が多いの
だが、めずらしく雨模様だった。
必須問題は、予想が全く外れたため、前年よりも出来が悪かった。
専門問題については、予想どおりではなかったが、何とか対処可能
な問題が出題された。筆記を突破できるかどうかは必須問題の
出来次第だと思った。

前年の失敗を繰り返す訳にはいかないので、手応えには関係なく
キチンと技術的体験論文を準備して筆記合格発表日を迎えようと
考えていた。
略記のみの業務については、コンピュータ工学についての約10年
のブランクの直前に実施したものに変更した。また、課題設定と
問題抽出の過程を改めて練り直し、解決策も1つに絞って記述
した。今後の展望についても、技術の発展の方向性を改めて検討
して反映した。
9月末までに暫定版を完成し、10月中旬の情報処理技術者試験が
終了してから見直しを行った。当初の目論見どおり、発表日まで
にほぼ完成版に近いものを用意することができた。

筆記合格発表日は10月27日だった。今回は文部科学省のホーム
ページが一番発表が早く、6時過ぎには確認ができた。結果は
幸いなことに合格だった。しかし、前年のこともあるので、素直
に喜ぶ気持ちにはなれなかった。過去2年間の実績を見れば、
今回も約半数が口頭試験で涙を飲むことが予想された。

筆記試験の出来は、今回も必ずしも納得できるものではなかった。
口頭試験でふるい落とされる候補がいるとすれば、自分もその
うちの一人だと考えた。前年の口頭試験では、技術的体験論文と
業務経歴の確認に時間がかかりすぎたように思った。それは
結局、技術的体験論文の完成度が低すぎたことに原因があると
考えていたので、あまり質問が出ないくらいに完成度を高めて
おく必要性を痛感していた。筆記合格発表の前にほぼ完成させて
いた論文に最後の推敲を加え、少し余裕をもって郵送で提出した。

口頭試験の試験日時は1月10日(日)の16:00~16:45に決まった。
年明けの口頭試験は初めてだった。モチベーションが維持できる
か不安を感じたが、十分な準備期間が与えられたと考えて、
納得いくまで準備してやろうと考えた。

準備を進めているうちに、前年の失敗が脳裏によみがえってきた。
また同じ展開にならないためにも、自分の弱点を補強する対策が
必要だと考えるようになった。

(つづく)


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