八街薫の日記
技術士(電気電子、情報工学、総合技術監理)を持つ計測制御系エンジニアです。継続研鑽の一環として資格取得等にチャレンジする様を描きます。
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技術士(電気電子部門)受験体験 その7
受験6度目で初めて筆記試験を突破した。
本当に長かった。しかし、感慨にふけっている
余裕はなかった。口頭試験でミスをすれば、それで
終わりである。翌年に一から出直すことはとても
できないと思った。「何が何でも今年で決めるしか
ない」そう思った。

翌日、筆記試験対策の講座でお世話になったところの
口頭試験対策講座に申し込みをした。

週明けの月曜日に技術士会の発表会場に足を運んだ。
どうしても自分の名前が掲示されているところを自分の
目で確かめたかったのだ。
自分の名前をそこに見たとき、はじめて実感が湧いて
きた。

口頭試験は12月10日(土)の午後に決まった。再現
論文の講座評価に対する補足をしたり、想定問答集を
作成したりしているうちに、すぐに3週間が経過した。

直前の日曜日に模擬面接を受けた。しゃべることが
こんなに難しいとは思わなかった。そのことがわかった
だけでも大きな収穫だった。

試験直前の一週間は業務の山と重なってしまい、模擬面接
で指摘を受けた注意点のフォローと想定問答集の記憶だけ
しかできなかった。
試験日の前夜、妻に想定問答集を渡して最後の練習をした。
話すときに「え~」を連発する癖を指摘してもらったこと
が大変役立った。

試験当日は会場である渋谷のフォーラムエイトに一時間半
程度の余裕を見て到着した。待合い室は暑くて重苦しい
雰囲気だったので、道玄坂を少し上がったところにある
コーヒーショップで時間をつぶし、40分前くらいに戻った。
満足のいく準備ができなかったので、逆に「試験官と会話を
楽しんでこよう」という開き直りにも似た精神状態になった
ことが幸いした。まったくあがることなくその時を待つことが
できた。

「0403*****番、八街薫さん」。ついに呼び出しがあった。
呼び出しの髪の長い女性についていくと、試験会場は一番
奥にある会議室だった。

意外だったのは試験官が4人もいたことだ。次から次へと
質問が来るので、対応が大変だったが、意外と落ち着いて
回答している自分を意識した。
印象に残ったのは、ホワイトボードを使って現在の業務に
関する即席のプレゼンをやらされたことだ。図表を書いて
説明したので非常に疲れたことを覚えている。
今年は、口頭試験が45分になるとのことだ。ホワイトボード
を使ったプレゼンを10分程度課されることになっても
不思議はないだろう。

質問の内容は以下のようなものだった。
1.あなたの代表的な業績を3,4つと経歴について
2.業績に関する質問(立場、技術的内容、業績の位置づけなど)
3.なぜ技術士になりたいのか?
4.公益の確保とは?
5.あなたの会社に技術士はいるか?
6.資質の向上について
7.所属学会は?
8.アカウンタビリティについて
9.コンサルタントになったとしてどんな分野で指導ができるか?

口頭試験は30分たっぷりかかった。途中で挑発的とも受け取れる
質問もあったが、うまくやり過ごすことができ、概ね和やかな
雰囲気で進んだので、終わったときにはほぼ合格を確信した。

2006年2月10日の朝、6時少し前に目を覚まし、パソコン
の電源を立ち上げた。技術士会のホームページにはすぐに
つながり、電気電子部門の合格発表掲示に自分の名前を発見した。
「合格だ。ヤッター。」まだ寝ている妻にも声をかけた。
「よかったね。おめでとう。」と妻。

本当に長かった。うれしいというよりもホッとしたという方
が当たっているような気がする。

この年の電子応用の合格者数は7名(6.5%)であった。

(つづく)
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2009/03/11(水) 16:34:57 | | #[ 編集]
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